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社説 波紋

防災の日を迎え・・・

 9月1日の防災の日には、多くの企業や自治体・地域で災害に備えての防災訓練がおこなわれた。何も無ければそれにこしたことは無いが、このところの地球環境変動を要因にした災害では短時間で状況が一変。これまでに経験の無い…と、その後に明らかとなる惨事には目を覆うことが多い。

 企業では、有事に備えて食料物資等の備蓄品の保管拡大、災害時対応マニュアル作成やBCP(事業継続計画)策定等と様々な取り組みがみられる。安定的な業務活動を目的に、業界のとある企業では取引先のユーザーから使用する建屋の耐震性強化や確保、さらには製造拠点の分散化によるリスクヘッヂなどの対応を求められたケースも。

 用心には用心を。備えあれば憂いなし。日常の地道な行動、取り組みが、いざという時に役立つこともある。日頃のおこないが―の言葉を借りれば、当り前のことを当り前に、やるべきことをやるなどと、いま一度の見直しが必要かもしれない…。


[2014年9月7日付け本紙2303号掲載分]


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