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社説 波紋

6月1日

 6月1日。言うまでもなく、本紙の読者ならきっと「ねじの日」を思い浮かべるであろう。僭越ながら、本号では各方面からの協力を得て特集面を組ませて頂いた。

 この6月1日は、ねじ以外に電波、気象、バッジ、写真、麦茶、氷、チューインガム、真珠などが記念日としている。マリリン・モンローがロサンゼルスで生まれ、スーパーマンがデビューした日ともなっている。

 ねじ商工連盟が制定してから約40年。ねじへのニーズは変化を辿ってきたが、基礎部品等としての重要な役割に変わりはなく、さらに増しているのが現状である。

 その貢献度に見合った適正なものを受けているかとなれば…。グローバルマーケットでの国際競争下において、各企業を取り巻く環境は様々ではあるが、記念日ぐらいはこちらの言い分を通しても…

 そうはいっても現実は難しく、締めたり緩めたりとねじの機能と同様に、微妙な調整によって企業活動を続けていかねばならない。


[2014年5月27日付け本紙2293号掲載分]


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