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社説 波紋

グローバル展開の動向はまだまだ続く・・・

 およそ三年前になるが、わが国の自動車及びその関連製造業のグローバル展開(進展ぶり)には、先進の欧米各国業界から驚嘆の声すらモレ伝い聞いたりしたものである。

 やがて変化の中で時代は進み、今日に至っては、大手各社の現地生産体制づくりも「どうやら一段落したようだ」と現状分析でそんな評価を下していたのが、どうしてどうして「まだまだグローバル化の動向は衰えていない」とのことである。

 需要の閉塞化に立ち向かう手段の一つは弛まぬグローバル展開である。動きを止めたら敗北である。だからグローバル展開の動向はまだまだ続く、狭い日本の製造業の生き抜く宿命みたいなものとなりそうだ―。

[2013年2月17日付け本紙2247号掲載分]


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