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社説 波紋

宇宙産業の現状および今後の展開・・・の講演を聴講して

 先日、ねじ研究協会の技術講演会で「宇宙産業の現状および今後の展開」について講演をきいた。その中で世界の市場見通しの話は興味を注いだ。

 例えば、地球観測衛星を調達する発展途上国は、衛星のデータ利用に限らず衛星の開発技術の獲得に対するニーズが大きいという。そのため、衛星に加えて地上運用局、利用技術、技術教育、打ち上げ等を含めて「システムとして売る」ことが必要だという。それ故に需要状況も年率15%ということだ。


[2012年6月17日付け本紙2223号掲載分]


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