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社説 波紋

乗用車生産が回復を強め・・・

 ねじ業界の景況は引き続き好転の方向へと進んでいて先行き見通しも良好である。その根幹を成すのは、主力需要先の自動車産業が「先行き増加基調で推移する」との当該業界の中期見通しによるところ大であることにほかならない。

 ねじ部品の多くを消費している自動車、自動車がセキすればねじは肺炎―とまでいわれており、ユーザーの動向が即業績に表われる。

 自動車も自動車部品も昨今(4月)の生産状況は高水準で推移している。ねじ産業の景況観に最も関りのある乗用車生産が回復を強め2桁台の伸びを示しているのも心強い。

 この先花冷え、花に嵐はご免蒙りたい。


[2012年4月17日付け本紙2217号掲載分]


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